マンジャロによるメディカルダイエット

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、GIPとGLP-1という2つのホルモンの作用を持つ世界初の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬です。
GLP-1でインスリン分泌をコントロールすることでゆっくりと胃の中の食物を消化するためお腹が空きにくくなり、血糖値の急上昇を防ぎます。
血糖値の急上昇を防ぐことで肥満の最大原因である体脂肪を付きにくくし、また、ゆっくり食物が消化されることで、脳の食欲中枢に満腹サインが届き食欲も抑制され、食べる量が減ることで体重を減らすことが期待できます。
マンジャロは皮下注射薬であり、1回分の薬剤がセットされた、使い切りのペン型タイプです。週に1回腹部に注射します。
このような方におすすめです
当院でのマンジャロ使用による治療は、食事の制限や運動ができない、若しくは続かない方へおすすめしております。
- 食事の制限や運動ができない、もしくは続かない方
- 体重の増加により膝や腰に負担がかかり、将来的に運動機能が損なわれる恐れのある方。
- 若い頃にスポーツをされていて、運動量が少なくなった現在でも食欲が抑えきれず、食べ過ぎにより体調の悪化を招く恐れがある方。
肥満によるデメリット・リスク
減量による皮膚のシワやたるみ
短期間での急激な減量は、皮膚がその変化に追いつけず「たるみ」や「シワ」が発生することがあります。
また長期間にわたり肥満体型であった場合、皮膚が伸びている期間が長いため皮下脂肪の影響で伸びきっていた皮膚がそのままになり、元の状態に戻らなくなる恐れもあります。
肥満が引き起こす健康リスク
肥満になることで、糖尿病をはじめさまざまな疾患リスクが高まります。
健康を維持するためには、肥満の改善や予防が大切です。
早期に治療を開始する事で上記のようなリスクを防ぐことにもつながります。
気になる方はまずは当院までお気軽にご相談ください。
マンジャロで痩せる理由
食欲を抑制する
GLP-1およびGIPは、食欲の抑制にかかわる中枢神経に作用し、食欲を抑える効果が期待できます。これにより、ついつい食べ過ぎるということが少なくなります。
満腹感を持続させる
GLP-1、GIPは、脳の中枢神経に持続的に作用することで、満腹感を促進する作用があるレプチンというホルモンの分泌を促し、満腹感が持続します。
胃の運動を抑制する作用によって、食べ物の消化に時間がかかるため、少しの食事量でも満腹感が持続します。その結果、摂取カロリーが抑えられて体重減少につながります。
脂肪の分解を促進する
GIPには、肝臓や脂肪細胞で脂肪の分解を促進して、エネルギー消費を増加させる作用があります。この働きによって脂肪燃焼が進んでダイエット効果が得られます。
施術内容・注意事項
使用回数 | 週1回 皮下注射します |
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リスク(副作用) |
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施術を受けられない方 |
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飲み薬について
当院では皮下注のみを採用しております。
理由としましては、飲み薬の飲み忘れや、自己判断で服用を中止することで、せっかくの治療が中断してしまうことがないように、時間をかけてゆっくりと作用する皮下注を採用しております。
処方について
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診察・検査
初回は診察と検査になります。
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施術
2回目は診察と院内での皮下注射となります。(初回から2日以降で予約)
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施術後
しばらくの間は、1週間ごとに診察と院内での皮下注射を繰り返していただきます。
その後は、診察により今後の治療方針をご相談させていただきます。診察料は初回のみとなります。
当院では、診察と検査を定期的に行います。投与される方の体調管理と、お薬を継続して投与する上で必要となりますのでご理解ください。
費用
初回費用
初診料 | ¥3,000(税別) |
検査料 | ¥3,000(税別) |
マンジャロ費用
メニュー | 料金(税別) |
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マンジャロ2.5mg 1本 | 5,000円 |
マンジャロ5mg 1本 | 10,000円 |